令和6年度運動会
本日，運動会を開催しました。上の写真と共に，以下「開会あいさつ」を掲載します。保護者，地域の皆様のご協力により，とても良い運動会ができました。
すばらしい天気に恵まれた，気持ちの良い朝です。今年の運動会も，こうして全員が集まって，たくさんのご家族・地域の皆さまにご覧いただきながら開催できます。とてもうれしく思います。
児童会で決めてくれた運動会のテーマは，「全力をつくして協力し合い心が一つの笠小っ子」。とても分かりやすいテーマですね。「心が一つ」という言葉がありますが，これは，笠岡小学校伝統の合言葉「ひとつのまとまり」にもつながります。一つにまとまって，何を目指すのでしょう？それは，一人一人が立てた目標・めあてを達成することです。かけっこで，リレーのバトンパスで，玉入れで，ダンスで，それぞれ自分の目標がありますね。その一人一人の目標が達成されたとき，みんなの心が一つになって，最高の運動会が出来上がるのです。皆さんのがんばりを楽しみにしています。
さて，ご家族の皆様，地域の皆様，そしてご来賓の皆さま，本日はお忙しい中，運動会をご観覧いただきありがとうございます。近年，多くの学校が，以前の運動会に比べて時間も短く種目数も精選して開催しております。また，本校では紅白対抗種目もございません。そのことをさびしい気持ちでご覧になっている方もいらっしゃるという話も聞いています。一方，学校教育の教科書でもある文部科学省学習指導要領で示された教育内容は，およそ10年ごとに変わります。それは社会の要請もあって起こる必要な変化です。例えば，今「子供に学びを委ねる」ということがとても大切にされています。運動会も，学年・発達段階によりますが，上学年になるにしたがって，先生主導ではなく，子供の主体性にゆだねることを重要視して準備してきました。その中の一つ，今年は子供たちが主体になって準備し，応援団が復活しました。紅白対抗ではなく，がんばる一人一人を応援したいという子供たちの思いで，今日は盛り上げてくれると思います。そのほかにもいろいろな場面で，子供達の主体性が発揮されます。そんな見どころにも，ぜひ注目していただきたいと思います。練習期間も大変短かったわけですが，取り組んできた成果を，今日子供たちは精一杯出し切って演技します。最後まで，温かいご声援をお願いします。
なお，新しい笠岡小学校になって2年目，当たり前のことですが今年も今井地区からたくさんの皆様にお越しいただいています。ありがとうございます。
では児童の皆さん，「全力をつくして協力し合い心が一つの笠小っ子」というテーマのもと，自分の目標を達成する，よい運動会にしましょうね。
