卒業してもあいさつ運動に

本日は令和5年度の修了式が行われました。1〜5年生の子供達に,この1年間成果が上がってきたこと2つ「あいさつ自慢の学校になってきていること」「課題の設定-情報の収集-整理・分析-まとめ・表現という学び方が自力でできるようになった人が増えたこと」を中心に話しました。明日から春休み。子供達が充実した休暇を過ごし,4月8日の始業式を全員で迎えることができるよう願っています。

ところで,写真は卒業した6年生の一部です。実は3月19日に卒業した後も,「あいさつ運動」をするために毎朝何人もの卒業生が,わざわざ学校へ来てくれていたのです。修了式の今日も校門前に立って,在校生や道行く人に「おはようございます!」と元気に呼びかけてくれました。今日の写真に映っているのは来てくれた子供の一部ですし,これ以外にも先週は毎日来てくれていた子供もいました。

卒業生はこの1年間,あいさつ運動をどんどんバージョンアップしながら盛り上げてくれました。卒業しても自分たちにできることをしようと,こうして自主的に集まってくれたこと。こんな子供達がいること自体が,笠岡小学校の「自慢」です。このような展開になった理由はいろいろ考えられますが,私は「子供に学びを委ねる」という考え方を大切にして教育活動を続けてきた成果の一部だと思っています。

朝校門の前に立って行うことだけが,あいさつ運動ではありません。卒業生達のこの自主的に取り組んできた「姿勢や考え方」を後輩達が来年度も引き継いで,自分達にできるあいさつ運動を工夫・継続して欲しいと願っています。

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